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>>20時間以上

虚無時間襲来!ペルソナ3エピソードアイギス【DLC】レビュー

3.5
ペルソナ3リロードDLCエピソードアイギスレビュー記事
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ダルッまたこれ繰り返すのかよ…もう駄目だ…辛い…虚無すぎる…どこにいるの厨二(元主人公の名)…これが27時間続いても耐えられる者のみが購入し遊んでください。面白いのは物語が動きだすラスト1時間のみ。忙しい人は誰かのプレイ動画を最後だけ見て遊んだつもりになってもいい。寿命が200年くらいあれば話は別だけど

虚無° ω °虚無

この記事では前半「ここが面白くないんじゃーーーい!」の文句を言いスッキリしたあと、後半ネタバレ有りでヒロインたちと旧主人公について語ります

♦筆者が楽しみまくった本編のレビュー記事は以下をどうぞ

本編最後を引きづっている人は「絶対遊ぶべき」

エピソードアイギスを遊ぶと本編の主人公が何を考え最後ああなったのか理解できます。それでも遊ぶのに肉体的かつ精神的苦痛が伴うゲームだということをわかっていただきたい(ペルソナシリーズ&アトラス信仰者を除く

♦苦痛一覧表

システム又はストーリー感想
❶能力弱体化(ペルソナ+本人のレベル)またレベル上げしろって…ペルソナも…
❷ダンジョン攻略のみ(学園パートなし)本編でつまらなかったアレを正気か
❸仲間の過去映像チラ見せ本編でも似たようなの見ました
❹旧主人公でプレイヤーの気を27時間ひく厨二が復活できないのなら悪質

筆者は同じことを繰り返しやらされるのが好きではありません、飽き性です。本編で90まで上げたキャラレベルが20台に下げられペルソナも育成し直しなんて…もう断末魔あげる寸前よ。せめてレベルが継続だったら良かったのに!

♦弱体化の理由は説明される。んん~ご都合主義

弱体化するペルソナ
数か月戦っていないだけでそんな…
persona
全書の引き出しはアイギスのLV依存

これ、迷宮の探索が面白ければ苦痛じゃないんですよ。でも本編からなにも変わっていなくて、息抜きの学園パートもなしでは遊ぶ気力がわかない。筆者はアニメ「チ。」をみながらひたすらバトル。中盤以降、突如無意味さに怒りを覚えできる限りバトルを回避する縛りプレイ?をはじめた

ショッピングモールが解放されるも強武器や防具はモナドの扉で獲得できるのであまり利用せず。仲間のSPが尽きるまでひたすらダンジョンへ。これを30時間やり続けた先にあるものとは…

♦三つの扉は難易度別。右から反時計まわりにボスの難易度が下がる

モナドの扉
難易度にあったレベルの武器や防具が手に入るので「右」一択

ゲームの難易度は一番簡単な「peaceful」に設定。これでも敵に攻撃を反射され一度死んだ…即復活できるお助け機能はあり難いのですが…ラスボスはレベル90ごえでも時間がかかった。オリジナル版は難易度選択できなかったようなので遊びやすくなったのでしょう(そうは言ってもメンドクサイ)

ときに仲間の過去をチラつかせ気を引く制作陣。ツマラナイ単純作業に一瞬、ほんの一瞬だけ「期待」を抱かせる。まあ何もないんですけど

♦イライラ仕様なボス(弱点がない!)とプリチー美鶴

難易度によってはラスボスより強敵なのでは
ラスボスではありません
美鶴の過去
美鶴センパイの子供時代カワイイ

ひたすら黒い影を追いかけ27時間。視聴アニメが「チ。」から「ザ・ファブル」&「バビロン」に代わり虚無をごまかしながらのフィニッシュとなりました。さいごは感動したよ、やっぱり本編のあの終わりは辛いもの…筆者は遊んでよかった(怒)と思えた、最後の一時間だけね

♦旧主人公「厨二」の影をひたすら追うゲーム

『Heartful Cry』はいい曲だし、新しく登場するアイギスの「妹ちゃん」も可愛くて大好き。このゲームが面白くなる材料はあった。それなのに活かしきれていない

喪失感でつぶされそうなキタローファンに彼をちょい見せで期待させ、最後にその望みを踏みにじることで話題になるよう仕向けた…。とも捉えられる展開です。筆者はハッピーエンドだと思っているけど人によってはATLASのやりくち(露悪趣味)が許せないってのもわかる

本作品はリメイク。それでも未だ衰えない人気。うん、お金になりそうだね…

絶対遊ぶべきとは言っても忙しい現代、長時間中身の薄い水増しダンジョンは受け入れられないでしょう。リメイクで探索パートを減らし半分の時間でクリアできるようにしてほしかった。3,850円の価値があるのかと問われれば「ない」と答えます

♦リメイクで水増しダンジョンは変えて欲しかった

前を向くアイギス
大好きなセリフです

以下ネタバレありで感想を語ります

【ネタバレあり】ペルソナ3「Episode Aegis」を終えて

本編レビュー記事でも書いたように筆者はゆかりっちがあまり好きではありません。あまりに存在が重く受け止められないから。DLCでもその性格は変わらず。厨二を失った影響で重さに拍車がかかっているような…

♦アイギスに対し「こんな時まで、逃げるの?」

ゆかりっちキレる
グラビガ!!

それが…あら不思議。エピソードアイギスをクリアする頃には好きになっていました。わかる、わかるよ。厨二にもう一度会いたい。アイギスたちの鍵を奪いあの時に戻りたいって気持ちがさ

♦ニュクスを人間に「触れさせない」ため自ら犠牲となった主人公

本編をクリアした直後は「ヤベー神を封印」するため厨二は…と考えていた。この神=死で抽象的すぎる展開に彼がどう対応したのか理解が追いつかなかった

ところがどっこい、ニュクスは元凶ではなく人間が元凶となれば話は違ってくる。どちらも厨二が「人」を守るためというのは変わらない。それでもやりきれない思いが募るのは後者。ヒトが死に近づくってなんだと、そのうち必ず死ぬんだぞ落ち着けと。そういう「ヒト」は救わなくていいんじゃない…?って考えにもなってくる不思議

ゆかりっちが過去に戻って厨二を助けたいと言ったとき
某氏「俺たちがあの時間に戻ってもニュクスは倒せない」
子供「厨二さんの意志を尊重したいです」etc…

ちょっと待て。そんな綺麗ごとはどうでもよくて、人類なんて滅んでもいいんだと。厨二にもう一度会えるならその一瞬に価値があるだろうと。12月31日の選択で「綾時を殺し、記憶を手放す」ルートが真エンドだったのだと

♦そんな呪縛から解放してくれたのがゆかりっちでした

泣くゆかりっち

気持ちを同じくする彼女が納得したのであればその意志に従います。今まで重いとか言ってごめんなさい…涙。「生きるって、変わることですから」まさにアイギスのセリフどおりの展開になった

ヒトがニュクスを求めなくなるその日まで…命の宿ったアイギスは絆を紡いでいく。まだ厨二との約束を守ることができる。これって本編でモヤモヤを経験してきた筆者にはハッピーエンドだよ

ニュクス戦のあとも仲間との約束を守るため頑張って生きた厨二。今度はアイギスが「彼を守る」約束を果たす番。肉体は失っても彼の精神は生き続けている。この終わり方で救われる人もいるんじゃないかな

♦厨二ひとりに背負わせない!プレイヤーの心がけ次第ってこと

封印されし厨二
絆を、命をつむげ!

メニュー画面で水にたゆたう厨二(本編レビュー参照)やアイギス。あれって「心の海」を表現していたんですよね。彼はそこにいて、絆を紡いだアイギスは彼のペルソナを使えるようになった…と。アイギスの象徴は「赤」色でしたがエンドロールでは彼色…ブルーに染まっています

メティス「姉さんの心も、ちゃんとその海に通じてる。もう姉さんは『ほんとの命』だよ

心の海

この展開でひとつ不満があるとすればアイギスの処遇。メティスはアイギスなので我々はずっと自己保身という茶番をみせられてきたことになります。これ必要ありましたかね…解せない。厨二が自己犠牲王として君臨しているので丁度いいカップルなのだろうか

ゆかりっちとか人間の女性が真のヒロインだとその時(厨二解放)まで寿命がもたないからあえてアイギスを据えたのかな。いつの日か封印から解放される時を夢見て。ペルソナシリーズを遊んでいきたい

つづいて「4」「5」とリメイクがリリースされ次第遊んでいきたい。旧作を履修しておくか悩む~ペルソナ楽しい!

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