周回中の「考察&妄想」です。2周目は同じシーンでも会話内容が変わり、新たな探索場所と入手資料が増えたので違いを解説。1周目で詳しく語った内容は新たに説明していません。以下のリンクから一読推奨
「残置物展」は第四境界さんとのコラボ作品で本編ED後の「戎ヶ丘にあったかもしれない物語」です。興味があればどうぞ
♦『サイレントヒルf』記事一覧♦
ネタバレ注意。怪奇!宇宙人大侵略!エンディング
じっくり探索していたら宇宙人に遭遇しエンドロールへ…シリーズ恒例エンドですね
おふざけの楽しいイベントですが本編とは関係ない内容になりがち。UFO関連は最後に少し紹介するだけにしています
♦また「あの犬」か…

以下2周目に新しく発見したものをあげていく
2周目のストーリー
常喜 寿幸(ことゆき)との結婚前提でストーリーがすすむ。1周目では途中までボカされていたのでさらに別の重大な隠し事があるのでしょうか
【周回の恩恵】
1周目の結婚式で貰った「胸飾り」はついたままです
>>狐男「もう君が私のものであることの証だ」。雛子があの男のモノである印…外したい思いでいっぱいですがご利益があるので仕方なくつけておく(外すことはできません)
♦「胸飾り」のおかげで同じ装飾の箱が開けられる!ヤッター

霊刀入手のヒントが貰えるトレジャーハント邸も解放され、2周目の楽しみが増す。飽きずに周回できそうですね
1周目の制服は早期購入特典の清純「白セーラー」でしたが以後「通常の学生服」に着替えます。真エンドの周はピンクラビットを予定
【冒頭シーンの変更】
姉との抱擁シーンは茂みから覗かれているような構図。雛子が助けた狐?その後は同じ視点で茂みから山の上の神社にシーン転換後タイトル回収。集落を映し最後は深水家へ…雨がやみ一瞬「裏世界」に変貌←この一瞬だけ演出が加わっています
>>冒頭シーンのさらなる違和感は次の記事「続・2周目考察」で語っています
♦誰かの視線を感じる

雛子と父の口論は雛子の縁談話に変化。母親のイメージが変わる
父「二度と金に困らずに済むぞおおお」
母「お父さん、やめてください。雛子に聞こえますよ(少し嬉しそう)」
駄菓子屋に向かう途中の噂話も変更されている
本当に羨ましいわぁ。まさかあの子がねぇ。それにしても妬ましいわねぇ。どうしてあの子なのよ…ねぇ
内容は雛子の結婚話。どうやら彼女が玉の輿にのることが気に入らないようだ。このことから縁談は集落中に知れ渡っていると想像できる
10/13追記>>現在筆者は4周目をプレイ。噂話や謎解きで得られるメモに新しい内容が含まれています。どれだけ盛り込まれているのか…5周までは周回するつもりなので新情報はのちの記事にアップします
【千鶴屋での会話】
修との微妙な距離感も「雛子が名家から縁組がきている」前提なら納得できます
「なんか言ってよ」「お前こそ 何か言うことないのかよ」「相棒にないんだったら 私にだってない」「お前が自分で選んだ道なら 俺はいつまでも応援するからな」
女が自分で選べる時代なら…「俺が娶(めと)るって、親父さんの借金も面倒みるって言えよーー」2周目にして熱くなる筆者。いかんいかん、修の気持ちはよく知らないんだった
♦もどかしい…この距離感

女子2人が「お役に立てて光栄の極み」とウヤウヤしくカーテシーで挨拶してくるのも高貴な家から雛子に結婚の申し込みがきているのを茶化しているのでしょう。1周目ではこんな田舎にお嬢様学校があるのかと驚きましたが違った
咲子の「五百円」(子供には大金)は返さなくていいかな~発言は、資産家に嫁ぐならこの程度のお金必要ないよね、と暗に言っているのかも?1960年(昭和34年)大卒の初任給が1万円ほどの時代(人事院リンク)。どう貯めて咲子が何につかったのか気になる
2周目~道にある鉄パイプを当然のように握りしめる雛子さんが心強い。チュートリアルもないのでサクサク進む
咲子の遺体を確認に行き駄菓子屋の前で失神。直後雛子のもとに修が駆け寄るシーンが追加。「雛子ぉぉぉーーー」
【闇の神殿 変更シーン】絵馬の謎解きエリア
異界入りで聞こえる謎の声(たぶん狐男)から本音?が聞こえる。不穏な内容に変化
「もう少し休んでいても…」⇒「我ら一族の繁栄のため その血肉を捧げよ」
絵馬のあるエリアはマップ右下に入れるようになっている。行くとメモや目玉の埋め込まれた木が生えています
【ドールの訴え】
異界からでるとき、必死で扉を閉めようとする雛子が閉め切れず何かに吹っ飛ばされて気絶。門から浸食されるような演出のかわりにドールが扉に入ってくるカットが追加されている。吹っ飛ばされた原因はコイツだった?シャラシャラなってる音もこのドール?
♦敵なのか味方なのか

正体は狐エンドで判明しましたがこの時点では謎すぎる⇒「狐エンド」解説記事リンク
絵馬のなぞ解きエリアでドールが持っていた木札の内容…1周目では意味不明でしたが今ならわかりますね
「天より放たれし稲妻が、朽ち木を打ちのめす。地には葛が生い茂り、この地を覆って永久に繫栄するもの也」
解釈⇒千年杉のご神木が燃えた後、稲荷信仰にかわり…
さいごはこの地が栄えるのか、葛=狐が栄えるのかどちらにもとれる文書。異界では常に「逃げて!!」「信用しちゃだめ」と訴えてくるので狐陣営とは敵対しているのだろうか。深水雛子の味方だとはおもうけれど
>>神々の争いについては次の「続・2周目考察」記事で取り扱っています
【霧の町に戻って】
医者の家にカルテが残っていて寿幸の母方の名字が判明⇒「藤鳥寿幸(ふじとり ことゆき)9歳」。子供が狐に襲われ左目の下に深い傷を負ったとある
デジタルアートブックでは「右目の下」に傷がみえます。もとは黒髪設定だったようで(黒髪姿もアートブックで拝める)初期設定から変更があるのか。子供時代は黒髪なので大人は白髪にみえて現実世界では黒髪の可能性も
面はその痕(あと)を隠しているのか…高熱のあとで人が変わったように勉強に取り組んだとある。狐と入れ替わったということかな。1周目の考察通り両者はイコールでしょうか
♦千年杉神社では「咲子」の舞う影が追加

【闇の神殿 変更シーン】水上御殿
咲子と戦うエリア。ブローチのおかげで入れる部屋が追加されている。そこには当主の書物があり「贄の扱い」が知れる
ヤマタノオロチの首が毒水を吐き出す水龍となってよみがえり人々を苦しめるので「贄」を捧げているようです。贄(臓物を抜かれているので死んでる)を花嫁衣装で飾るってのが引っ掛かりポイント。お姉ちゃん&雛子が無事だといいけど
「贄」や異界の絵馬エリアで取り上げた「目玉の埋め込まれた木」については次の記事で解説しています
狐男のメモにあった「雛子は私のもの。誰にも触れさせない。臓物~血の一滴まで」宣言って雛子を「贄」にさせないためのものなのだろうか?
♦この部屋には嫁入りするため切り落とした「腕」が保管されている

【vs 咲子台詞】
「助けに来たよ…」「裏切り者」「自分に嘘を吐かないで」「ここはまだ雛子が来る場所じゃない」「嘘つきっ」「雛子…一緒に帰ろうよ…」「知ってるよ…雛子が心から望んでここにいないこと…」
現実世界で雛子を救いに来てくれているようにしか聞こえない…この「裏切り者」「噓つき」は雛子が結婚しないと友人に言っていたせいで起こる反発と捉えられなくもない
清めの途中で気を失い霧の世界に戻る雛子。追加シーン>>1周目で行った忌まわしい「儀式」が走馬灯のように流れる…腕切断~顔剥ぎ後に面装着まで。凛子の家で階段から落ちていたが気を取り戻す
1周目は制服の右袖が急になくなっていたので驚きました。向こうで右腕切断を済ませていたということならこの流れは納得がいく
この後探索中「UFOエンド」になったので少しご紹介
UFOイベント
途中でラジオが「鉄橋が国籍不明円盤の攻撃により崩落」とアナウンス
凛子の家のイベントで見るひん曲がった鉄橋は未確認飛行物体のせいだったってことかーーーー
♦UFOのポスターが三か所に貼られている

ポスターを調べるとUFOの映像が流れ⇒べつのポスターみる⇒UFOが増え…を繰り返す。円盤が3つに増えたら駄菓子屋方面で妙な音が鳴っているので向かう⇒椅子の上にメモがある。調べると強制エンディング突入
咲子がつくった巨大「白無垢ロボ」は宇宙人に反応するらしく、集落の人を殺しまわっていたとかいないとかのオチ…一件落着
♦THE 昭和な漫画で一連の出来事を説明

エンドロールにもこだわりを感じます。ものすごい手間かかっていそう(笑)フォントが可愛いし流れる曲にあわせスタッフ紹介がリズムよく飛び出す!!こういうノリ好きです
息抜きにちょうどいいエンディングでした。直前セーブデータから続きの2周目をプレイしていきます
つづきの記事はこちら⇒1周目との比較後半・記事リンク
♦『サイレントヒルf』のノベライズは10/30発売。UFOエンドはあるのか?
サイレントヒルは2も傑作です
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コメント 【承認制】反映にお時間いただきます
人のゲーム実況をみてよくわからない点を調べているうちひ辿りつけました。丁寧に考察されていて大変面白く拝読できました。続きを楽しみにしています。
こんにちは、全エンド体験して記録に残しておくつもりでおります
とても面白い作品なので自分のためにまとめていましたが、他の方にも楽しんでいただけて嬉しいです
変な解釈しているところもあると思いますが…励みになるコメントありがとうございます👐
初めまして。
自分も2週目のまったく同じ場所です。(UFOエンド手前)
周回ごとに主人公含め、それぞれのキャラの印象が変わるらしいので考察し甲斐がありますね。
続き楽しみにしております。
おはげさん、コメント&更新楽しみにしていただきありがとうございます
他の方がこのゲームをどう捉えてるのか気になるので、全エンドクリアしたら私も考察を読みに向かいたいです☺
狩野英孝さんの実況や海外勢の感想も気になっています
もう見られてるかも知れませんが、「ゲームさんぽ /よそ見」さんのチャンネルの、精神科医と診る『SILENT HILL f』がなかなかオススメですよ。
プロの精神科医視点の超的確な推測が見ていて気持ちよかったです。
一週目序盤までのプレイ動画なのでネタバレの心配もないです。
それではまた(@^^)/
おはげさん
名越先生のシリーズは勉強になりますよね🤭「f」でもはじまってしまった!
後でじっくりみます~👐ご紹介ありがとうございます
こんなもんね、映画として見たらただのB級映画でしょ⁈
脚本家 △
各パートに担当があると思うけど差が激しいな。多分2人くらいポエマーがおるやろ?
この物語の最後に流れる映像が現実の世界→幻覚の世界→雛子の厨ニ病の部分の話。ストーリーは雛子が主人公の映画やな。だから制作は最後の雛子に「好きなことやらせろー」で終わってるけど、あそこは雛子の夢オチみたいな部分やから何の意味とかない。
あの白い嫁は、厨ニ病の雛子の姿な。
チームスタッフさんもう少しまともなストーリーにしないと。映画で見たらホンマおもんない。やるならとことん純日本ホラーのストーリーにしてほしかったわ。どっちみち雛子の夢オチやからな。管理人さん、嫌なら消してもらって大丈夫です🙆
スパムコメントに紛れてしまい「承認」遅れてしまいました👐
もしかして同業の方ですか。1周目の感想ですね!
そういう残念な解釈は可能性のひとつとして付きまといますよね…ただ映画ではないので周回するだけ新たな解釈も可能かと
ゲーム面はアクション操作になれると…ウサギのお守りで気持ちよくなれます🤭