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>>1-10時間

INDIKA【レビュー】摩訶不思議!仰天アドベンチャー

4.0
インディカレビュー記事
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5時間程度でクリアできるゲームです。筆者はシュールレアリスムやエッシャーのだまし絵のような世界観に惹きこまれました。短いながらも凝った演出に満足感は高い…以下核心をつくネタバレはなし

・インディカは追加のDLCが予定されている。本編があまりに短いので物足りなさを感じていた方には朗報ですね

プロパガンダ作品じゃないかと疑っていた「あの頃」

開発元はOdd Meterでロシアの小人数スタジオ。2022年のウクライナ戦争をきっかけにモスクワを離れ、現在カザフスタンに拠点を移し活動しています

筆者は元々「うら若き尼僧のゲーム?珍しい!面白そうだな~」くらいに思っていました。実際遊んでみるとロシア正教への批判からプーチン政権への批判を感じとり「これはもしや…プロパガンダ作品なのか…」と警戒しながらプレイ(笑)

プロパガンダ(Propaganda):特定の思想、政治的目的、または宗教的教義を広め大衆の感情や意見、行動を意図的に特定の方向へ誘導する組織的な宣伝工作。キリル総主教(ロシア正教トップ)はプーチン大統領を支持し、ウクライナ戦争を「聖戦(Holy War)」と捉えています

しかしクリア後ディレクター兼シナリオライターであるDmitry Svetlow氏のインタビュー記事や動画をみて考えを改めました(語られる話が本当ならば)>>「シナリオは引っ越す前に完成していた」と言っているので戦争前から正教に「思うこと」があったのでしょう

【興味深かったインタビュー内容6点】

内容
①宗教的な家庭に育ちその後「信徒」をやめた
>>インディカは個人的な経験に根差したストーリーと明かす
②人は実人生でポイントを稼ごうとしている
>>それをゲームに取り入れたという
③ゲームはまだ終わっていない。追加要素をそのうちだす
④悪魔の腕が多い理由
>>インディカを抱きしめるためだと。未プレイヤーはなんのこちゃでしょうが…重要なシーンです
⑤「祈り」使用中はコンボスキニオンを強く握るせいで出血している
>>自虐の象徴。ほとんどの人が気付いていないというが、カメラワークのせいで手元が見にくいのよね
⑥もともと主人公は男性だった。インディカのモーションキャプチャーは大体自分etc…

全編英語なので間違って解釈している部分もあるかもしれませんが、ざっくりこんな内容でした。プレイ済みならば気になる「あの話題」にも触れている。オススメ

♦Dmitry Svetlow氏のインタビュー動画。ボリュームは50分ほどです

2025/02/24YouTube動画リンク

ゲームの発売は2024年5月、インタビューはほぼ10か月後に行われています

一部の名前が「ドラッグ」由来なんじゃないかという憶測については触れられていません。そこは残念

ウォーキングシュミレーターというジャンル

本作は言ってしまえば「ウォーキングシミュレーター」。襲われはするも戦闘はなく。お使いをこなす過程で冒険が始まり…足止めをくらっても建物の構造を理解し(パズルを解くように)すすめていく脳トレゲーム

ディレクター他従業員数名=本業が建築だったからでしょうか。見てくれと言わんばかりのビューポイントがいくつも設置されており観光気分を味わえます

♦ひとつの場所に「複数の視点」が用意されているベンチ

ベンチからの眺め

ゲームのはじまりから漂う胡散臭さにも言及しておきたい。PVをみて写実的な作品だと思いこんでいたら…スタート画面はドット構成!その後も16ビット風の「落下星あつめミニゲーム」が展開される

♦インディカのレトロ感漂うタイトル画面「思っていたのと違う」

title

メニュー画面や長文のアイテム説明欄までがドット文字になっています。とても読みにくいので「設定」で変更しました

わざわざ「ドット文字」にした意味はあるはずで…できればデフォルトで遊びたい気持ちはあれど無理でした

♦ロード画面の文字。滑らかで読みやすくなった

ポイント

ウォーキングシュミレーターだけでは飽きそうだな…そう思ったあなた!安心してほしい。マップに散りばめられた収取物を集めることでポイント加算⇒レベルアップしていきます

ただレベルが上がったからと言って何か起こるわけではない。ロード画面で説明されているとおり意味はありませんでした(笑)

それでも「ポイント=無駄」の説明が信用できるかわからない。経験則からほとんどのゲーマーがポイント収集にのりだすだろう。筆者も周囲をなめまわすような入念さで集めまくりクリアしました。本当に意味がないとはな

♦正教徒レベルがアップ。果ては修道院長にでもなれるかと期待したのに

ポイントシステム

レベルアップ画面のアイコンをよく見るとインディカが行っていた星集めの「星」の形に似ています

あの星はなんだったのかというと…「天国に向かうための段階」を視覚化したものであることに気付くでしょう。以下の書物の挿絵に注目

♦天国への階梯(かいてい)

天国の階段

インディカは「天国へ至る道」をポイントアップシステムに置き換え日常を過ごしていたのだ。気持ちはわからないでもない…最後はそのポイントを全て失う行為を行い覚醒。今後が気になる終わりかたとなりました

DLCはその後を取り扱うのでしょうか。それとも過去?楽しみです

♦読めない広告はグーグル翻訳を使うと面白いヨ

壁の張り紙
広告

作りこまれたチラシを読むのが好きです。いつの時代も美容広告は似たようなものですね

不満点は少ない。でも暗さだけは改善すべき

セールでお安く購入したため満足度は高い

❶白人基準でつくられているせいか暗い場所が「暗すぎ」る。こげ茶の光彩をもつ筆者には見えないレベル。設定で明るさ調整が欲しい
❷序盤の修道院内は走ることができない。あそこでゲームをやめた人もいるんじゃないかな。せめて案内があれば…雰囲気ぶち壊しなので難しいかもしれないけれど

「Odd Meter」さんの作品は初めて遊びました。前作の『SACRALITH : The Archer`s Tale』は日本未発売の一人称シューティング。ちらりと見たところ屋内めっちゃ暗かった(インディカとおなじだ)!このメーカー今後も変わらなさそう

♦陰影の演出は素晴らしい。だが操作するなら話は別だ

舞台のような表現

上記のシーンは舞台を想定しているのか、右袖~左袖と歩いて場面進行を表現していました。他シーンにも斬新なカットが多々あります。画面の作りこみがうますぎる…ここの演出家さん好きだわ

次作も買って遊びたいのであの暗さをどうにかしてほしい。ライティングにこだわりがあるのでしょう。でもよく見えないのはプレイに支障があるのよ。お頼み申し上げます

レビューは以上です。考察記事は攻略と同時に書いているので興味があればどうぞ

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©Odd Meter. Published by 11 BIT STUDIOS S.A.

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